008 ハワイアン航空の「レイ」

『レイを贈るのは、友情や愛情、敬意を表す、ハワイ古来からの伝統です。 誕生日や卒業式のお祝い、心から歓迎の意を表するなど、あらゆる場面に美しいレイは欠かせません。』
「レイ」について、ハワイアン航空はホームページでこう解説しています。

そのハワイアン航空が、JALより1年近く前の2016年12月、羽田とコナ(ハワイ島)の間に、念願の直行便を就航させました。
第1便出発前の羽田空港内は、歓迎ムードで満ち溢(あふ)れていました。

そして、ハワイアン航空のカウンターでは、歓迎の気持ちを込めたレイが、乗客1人1人に贈られました。
鮮やかな紫色のオーキッド(蘭)の花で作られたレイです。


カウンターの周辺は、首からレイをかけた人々でいっぱいです。
その雰囲気はもう日本ではなく、まるでハワイの空港にいるようでした。

そして約7時間後にハワイ・コナ空港に着くと、ここでもまたオーキッドのレイのプレゼント、と言う大変な歓迎ぶりでした。

しかし残念ながら、このレイは就航第1便だけの、限定特別企画だったようです。

ホームページの解説は、次のように締めくくられていました。
『-- レイによるお出迎えを--今すぐご購入ください。』