(前回からの続き)
色々な食物を出すなかで、小海老にだけは細心の注意を払いました。
小海老は、メネフネの大好物だからです。
ピーは小海老を山のように用意して、メネフネたち全員に行き渡らせました。
そして彼自身のためには、一匹の魚を用意しました。
やがて夜が明けると、彼らは大喜びしながら、プウカペレの山々に戻って行きました。
そして、その時のメネフネたちのハミングから、次のような諺(ことわざ)が生まれたのです。
『 カウアイ島プウカペレのメネフネたちのハミングが、オアフ島コオラウポコのカワイヌイの池の鳥たちを驚かせた。』
今でも、キキアオラに行けば、ピーの水路を見ることが出来ます。
(終わり)
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(注記)
(*1) Thomas G. Thrum(1907): Hawaiian Folk Tales.
ピーがご馳走を振る舞う
工事が完成すると、ピーはメネフネたちにご馳走を振る舞いました。色々な食物を出すなかで、小海老にだけは細心の注意を払いました。
小海老は、メネフネの大好物だからです。
そして彼自身のためには、一匹の魚を用意しました。
メネフネも大満足
メネフネたちは、次々と出されるご馳走に、大変満足していました。やがて夜が明けると、彼らは大喜びしながら、プウカペレの山々に戻って行きました。
そして、その時のメネフネたちのハミングから、次のような諺(ことわざ)が生まれたのです。
『 カウアイ島プウカペレのメネフネたちのハミングが、オアフ島コオラウポコのカワイヌイの池の鳥たちを驚かせた。』
(終わり)
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(注記)
(*1) Thomas G. Thrum(1907): Hawaiian Folk Tales.