(前回からの続き)
「その地には、幾つもの名前がつけられ、その意味もさまざまでした。
しかしそれらの中で、最も一般的でかつ一番古い、と言われているのが、
『カラナ-イ-ハウ-オラ(生命を与える露のカラナ)』でした。
その地は、ある大きな国、もしくは大陸にあり、
そして伝説の中では、さまざまな名前で呼ばれていました。
(例えば次のようなものです。)
カヒキ-ホヌア-ケレ、カヒキ-ク、カパ-カパ-ウア-ア-カネ、モロ-ラニ。
パリ-ウリ(青い山)、アイナ-イ-カ-カウポ-オ-カネ(カネの懐(ふところ))、アイナ-ワイ-アクア-ア-カネ(カネの神聖な水の地)。
伝承によると、パリ-ウリは聖なるタブーの地、とされています。
その地に行き着くためには、その者が高潔でなければならないのです。
もしも道徳上の欠陥があったり、罪を犯していれば、その地に行き着くことは出来ないでしょう。
もしも後ろを振り向くようなことがあれば、その者はその地に行き着けないであろう。
そして、もしも神よりも家族を好むならば、パリ-ウリの中に入ることはないであろう。」
(次回に続く)
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(注記)
(*1) Thomas G. Thrum(1907): Hawaiian Folk Tales. 1. Legends Resemblng Old Testament History. By C. M. Hyde, p.15-30.
人類が初めて姿を現した地
この世で一番最初の地、すなわち、人類が初めて姿を現した素晴らしい地を、ハワイの伝説は、高く称賛しています(*1)。「その地には、幾つもの名前がつけられ、その意味もさまざまでした。
しかしそれらの中で、最も一般的でかつ一番古い、と言われているのが、
『カラナ-イ-ハウ-オラ(生命を与える露のカラナ)』でした。
その地は、ある大きな国、もしくは大陸にあり、
そして伝説の中では、さまざまな名前で呼ばれていました。
(例えば次のようなものです。)
カヒキ-ホヌア-ケレ、カヒキ-ク、カパ-カパ-ウア-ア-カネ、モロ-ラニ。
パリ-ウリは聖なるタブーの地
主な屋敷もしくは宮殿も、いろいろな名前で呼ばれますが、その主なものは次の通りです。パリ-ウリ(青い山)、アイナ-イ-カ-カウポ-オ-カネ(カネの懐(ふところ))、アイナ-ワイ-アクア-ア-カネ(カネの神聖な水の地)。
伝承によると、パリ-ウリは聖なるタブーの地、とされています。
その地に行き着くためには、その者が高潔でなければならないのです。
もしも道徳上の欠陥があったり、罪を犯していれば、その地に行き着くことは出来ないでしょう。
もしも後ろを振り向くようなことがあれば、その者はその地に行き着けないであろう。
そして、もしも神よりも家族を好むならば、パリ-ウリの中に入ることはないであろう。」
(次回に続く)
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(注記)
(*1) Thomas G. Thrum(1907): Hawaiian Folk Tales. 1. Legends Resemblng Old Testament History. By C. M. Hyde, p.15-30.