(前回からの続き)
彼はさらにカホオラウェ島を訪ねて、ハキオアワにクウラを設置したと言われていますが、それは他のクウラとは異なって、海を見渡す高い断崖上にあり、どこか神社のようです(*1)。
そこには石が敷かれた四角形の広場があり、その真ん中では島の漁師たちが、感謝を表わす捧げ物として、最初に捕った魚を並べました。
それに加えてアヴァとカパが、魚の神々への捧げ物として奉納されました。
一部の人々は、カホオラウェ島のサメの王である、カモホアリイの漁場はこの島にあると考えていますが、この件に触れている全てのお話しを詳しく調べても、この島と彼の漁場の間には何の関係も見つからないでしょう。
(次回に続く)
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(注記)
(*1) Thomas G. Thrum(1907): Hawaiian Folk Tales, 22. Aiai, Son of Ku-ula. Part II of the Legend of Ku-ula, the Fish God of Hawaii. Translated from Moke Manu by M. K. Nakuina, p.230-249.
彼はさらにカホオラウェ島を訪ねて、ハキオアワにクウラを設置したと言われていますが、それは他のクウラとは異なって、海を見渡す高い断崖上にあり、どこか神社のようです(*1)。
そこには石が敷かれた四角形の広場があり、その真ん中では島の漁師たちが、感謝を表わす捧げ物として、最初に捕った魚を並べました。
それに加えてアヴァとカパが、魚の神々への捧げ物として奉納されました。
一部の人々は、カホオラウェ島のサメの王である、カモホアリイの漁場はこの島にあると考えていますが、この件に触れている全てのお話しを詳しく調べても、この島と彼の漁場の間には何の関係も見つからないでしょう。
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(注記)
(*1) Thomas G. Thrum(1907): Hawaiian Folk Tales, 22. Aiai, Son of Ku-ula. Part II of the Legend of Ku-ula, the Fish God of Hawaii. Translated from Moke Manu by M. K. Nakuina, p.230-249.
