(前回からの続き)
アイアイは、カリアなどを経て、カカアコへやって来ました(*1)。
彼はそこで、アプアと言う名の男と親しくなり数日間滞在して、コウと言う名の首長にまつわる、噂を聞いたり観察したりしました。
この首長は腕の立つヒアク(カツオの投げ釣り)漁師で、彼の漁場はママラの先からモアナルアにまで伸びていました。
彼ほど腕の立つ者は誰一人おらず、そのうえ気前が良くて、捕ったアクを地域の全ての人々に分け与えていました。
アイアイは、アプアと一緒にカカアコに住んでいましたが、ある日、クロリアの海辺に沿ってぶらぶら歩き、更にパカカそしてカパポコまで行きました。
しかし彼は、友達の家へは戻りませんでした。--- というのは、ある若い女性がリム(海藻)を集めたりカニを捕ったりしている所に出くわしたからです。
彼女の名前はプイワと言い、ハナカイアラマに住む生娘(きむすめ)で、未だ一度も夫を持ったことがありませんでした。
彼女は、当時そうだったように、自ら進んでアイアイに結婚を申し込みました。
一方、彼の方は、彼女のプロポースにじっと耳を傾けていましたが、やがて彼らは一緒に彼女の家に向けて上って行き、両親や親戚の人たちと会い、彼らの意向を確かめると直ぐに結婚しました。
この若い女性との生活が暫(しばら)く続いた後、彼らに一人の男の子が生まれて、アイアイはその子にプニアイキという名前を付けました。
(次回に続く)
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(注記)
(*1) Thomas G. Thrum(1907): Hawaiian Folk Tales, 22. Aiai, Son of Ku-ula. Part II of the Legend of Ku-ula, the Fish God of Hawaii. Translated from Moke Manu by M. K. Nakuina, p.230-249.
アイアイは、カリアなどを経て、カカアコへやって来ました(*1)。
彼はそこで、アプアと言う名の男と親しくなり数日間滞在して、コウと言う名の首長にまつわる、噂を聞いたり観察したりしました。
この首長は腕の立つヒアク(カツオの投げ釣り)漁師で、彼の漁場はママラの先からモアナルアにまで伸びていました。
彼ほど腕の立つ者は誰一人おらず、そのうえ気前が良くて、捕ったアクを地域の全ての人々に分け与えていました。
アイアイは、アプアと一緒にカカアコに住んでいましたが、ある日、クロリアの海辺に沿ってぶらぶら歩き、更にパカカそしてカパポコまで行きました。
しかし彼は、友達の家へは戻りませんでした。--- というのは、ある若い女性がリム(海藻)を集めたりカニを捕ったりしている所に出くわしたからです。
彼女の名前はプイワと言い、ハナカイアラマに住む生娘(きむすめ)で、未だ一度も夫を持ったことがありませんでした。
彼女は、当時そうだったように、自ら進んでアイアイに結婚を申し込みました。
一方、彼の方は、彼女のプロポースにじっと耳を傾けていましたが、やがて彼らは一緒に彼女の家に向けて上って行き、両親や親戚の人たちと会い、彼らの意向を確かめると直ぐに結婚しました。
この若い女性との生活が暫(しばら)く続いた後、彼らに一人の男の子が生まれて、アイアイはその子にプニアイキという名前を付けました。
(次回に続く)
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(注記)
(*1) Thomas G. Thrum(1907): Hawaiian Folk Tales, 22. Aiai, Son of Ku-ula. Part II of the Legend of Ku-ula, the Fish God of Hawaii. Translated from Moke Manu by M. K. Nakuina, p.230-249.
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